アプローチ

20世紀、幸福や成功を測る基準は、「お金」「効率」でした。個人の成功は収入や資産の大きさで、企業の成功は売上、利益、時価総額で評価されました。同様に国家の力もGDPなど経済力の大きさで表されました。
今必要なもの、それは、新しい価値軸を創ること。
20世紀の価値観-「お金」と「効率」に加えて、
第3の評価軸-G軸を創る。
新しいことではありません。難しいことでもありません。誰もが持っているけれど忘れがちな「生きていることへの感謝」を日々の生活で意識し、行動に表していくことから始まります。
例えば個人の生活の場合、収入、家の大きさ、学歴、社会的地位などで「成功」を測る時代は終わりました。
数字で表現されなくても、自分が納得する生き方を選ぶ。環境に配慮して作られたものを選ぶ。食卓の野菜がどこからどうやって来たのか思いを馳せる。種をまく、苗木を植える。家族が喜ぶ顔を想像する。
気付きがあれば、一人でも今すぐに始められるのです。
地域では?企業では?業界では?国としては?

高度成長期には「事業の存続と成長のためには、環境への配慮は後回しでよい」とする考え方が一般的でした。その後、環境対応の重要性を理解する企業 は増えましたが、実際には、あくまで利益をあげてから着手する「オマケの活動」と捉える企業が依然として多いことも否めません。

しかし、21世紀に入った今、地球環境への影響を考えることは、企業経営にとって「オマケ」ではありません。
それは、発想を転換し、スピードを上げ、持続的に利益を上げるための経営手法そのものなのです。

  • 自社が、どれだけの水を消費し、汚水を排出しているか?
  • CO2をどれだけ排出しているか?
  • サステナブル(持続可能な)資源調達を実践しているか?
  • 自社が販売している商品が、使用後どこに行き、
    どのように処理されるか?
  • 従業員とその家族は満足しているか?
  • 地域コミュニティの大切な資源や環境をどれほど使用しているか?

これらの課題について、どう対処していますか。
そして、最も重要な質問は、これらが経営戦略・意思決定に、きちんと反映されているかどうか?
これらは、経営の主要テーマとして、収益性や効率性とともに、経営者自身が積極的に常に取り組まなければならない事柄なのです。

地球が危機的状況に瀕している今、一部の人の努力だけでは、未来の子供たちに元気な地球を残すことは難しくなっています。社会を構成するすべての人が、行動を起こさなければならないのです。

ガイア・イニシアティブは、新しい価値観を形成するために、社会のステークホルダー(政府・企業・消費者)それぞれに働きかけます。とりわけ、企業には社会に与えるインパクトの大きさを重視し、経済界における「気づき」と「行動」を重点的に働きかけます。